ワイヤー·マウスピース矯正
歯科矯正は口元を美しく整え、将来的なさまざまな問題を予防する効果が期待されています
「噛む力」は全身の健康状態と密接に関係しています。
負荷のかかりやすい噛み合わせや乱れた歯列は、将来的にさまざまな問題を引き起こす原因となりやすいことが懸念されています。
特に発達期のお子さんたちにおいては、顎の発達や顔の形、全身バランスに歪みなどの問題を生じやすく、さらにはブラッシングの難しさから虫歯や歯周病の発生リスクが高まります。
進行すると歯を失うなど、深刻な事態に陥る危険性も十分考えられるため早期の改善が求められます。
歯科矯正を行うにあたっては、精密なシミュレーションを加えた上で、定期的なケアと細かな調整が必要となります。
当院では経験豊富な医師がさまざまなご要望にお応えいたしております。どうぞお気軽にご相談ください。
矯正治療とは
矯正治療は精緻な分析をもとにお作りした専用の矯正装置を用いて、歯を本来の正しい位置へと時間をかけてゆっくりと動かし、歯並びや噛み合わせをきれいに整える治療となります。
お子さんの場合には、早期に開始されるほど修正力が高くおすすめです。当院では患者さん一人一人の将来的な問題を含めたさまざまな観点から、総合的な分析を加えた安心安全な治療プランをご提案いたしております。
矯正治療は自由診療となります
矯正治療はワイヤー・マウスピースともに自由診療(保険外診療)となります。
各治療の目安についてはこちらをご覧ください。
このような歯並びや噛み合わせにお悩みではありませんか?
- 出っ歯
- 受け口(反対咬合)
- 叢生
- 八重歯
- すきっ歯(正中離開・空隙歯列)
- 前歯がうまく閉じられない開口
- 笑顔に自信が持てない
- 自分の口元に対して長年コンプレックスを感じている など
矯正治療によって得られるさまざまなメリット
メリット①口腔内が清潔な環境に保たれやすくなる
デコボコと左右に乱れた歯列は隙間が多く、食べカスや菌が溜まりやすい構造となります。
歯ブラシも届きにくい複雑な形状となるため、磨き残しから虫歯や歯周病、口臭などの問題が発生しやすくなります。
歯列が整うとブラッシングがしやすくなり、口腔内が清潔な状態に保たれやすくなります。
メリット②咀嚼機能が改善され、さらに食事を豊かに楽しめる
噛み合わせに問題がある場合には、食事の際に食べ物を噛み切りにくいなど咀嚼機能の低さから、消化に関わる胃腸などに対して負担をかけやすくなります。
特に発達期のお子さんは体作りの大事な時期でもあるため、歯の機能を正しく取り戻すことはとても重要なこととなります。
メリット③将来的なさまざまな問題を予防する
例えば、特定の歯に偏った力が加わっているような歯並びをしていると、将来的にその歯を失うリスクが高まるだけでなく、顎や顎周りの筋肉にも無理な負担がかかることにつながります。
歯ぎしりや顎関節症、肩こりや頭痛などといったさまざまな悩みを引き起こす直接的な原因となりやすく、慢性的な体調不良を招く危険があります。
歯列や噛み合わせを正しく整えることは、体全体にかかる力のバランスを最適化させることにもつながっています。
メリット④自分の笑顔に自信が持てるようになる
美しい口元は清潔感にあふれ、健康的でその方の印象をさらに明るく引き上げます。
笑顔に華やぎがもたらされることで、自然と気持ちも前向きになれます。
経験豊富な医師がさまざまなお悩みにお応えいたします
当院では矯正治療に関する幅広い知識と臨床経験豊富な医師が、患者さんからの幅広いお悩みにお応えいたしております。
また、元歯科大学教授による診断のダブルチェックを定期的に実施いたしており、患者さんに対してさらに精度の高い安心安全な診療をご提供いたしております。
精緻なシミュレーションをもとに、高品質な治療プランをご提案いたします
矯正治療の開始にあたっては、口腔内や顔の骨格などを含めた事前の精緻な分析が重要となります。
当院では矯正用のX線CT撮影やセファロを用いて、三次元的な高度な解析に基づく精度の高いシミュレーションを行っております。
治療プランの作成にあたっては元歯科大学教授の医師とともにダブルチェックを行い、より安全性の高い矯正治療のご提案に努めております。
ワイヤー矯正・マウスピース矯正
当院の矯正治療においては、一般的なワイヤー矯正と、透明な樹脂で作られたマウスピース型の矯正器具の二種を取り扱っております。
料金の目安等についてはこちらをご覧ください。
ワイヤー矯正(ブラケット)
一昔前までは金属製の針金を用いることが一般的でしたが、近年では矯正装置も進化し、外から目立ちにくい素材なども選択いただけるようになりました。
それぞれの素材によって耐久性や金額などが異なりますので詳しくは医師までお問い合わせください。
マウスピース矯正(インビザライン)
透明樹脂で作られたマウスピース型の矯正器具です。外から目立ちにくく、食事の際にはご自身で取り外し可能なためセルフケアも簡単です。
定期的にマウスピース型を作り直す必要がありますが、会話もスムーズで日常生活において支障が出にくいため昨今人気が高まっています。
小児矯正について
お子さんの歯科矯正は、年齢によってⅠ期・Ⅱ期と分かれます。
乳歯と永久歯が混在する11歳までの時期はⅠ期と呼ばれ、いわゆる小児矯正にあたります。
歯が完全に生え揃うまでに顎を広げる作業も同時に行われます。
小児期は発達スピードも個人差が大変大きく、そのため効果の現れ方も人によって異なります。
Ⅰ期のみで矯正治療を終了できる場合もあれば、引き続きⅡ期の治療を必要とされる方もいらっしゃいます。
Ⅱ期治療は成人の一般矯正にあたり、別途矯正治療費が必要となります。
料金等の目安についてはこちらをご覧ください。
矯正治療の注意点
矯正治療においての主な注意点は以下の通りとなります。
正しくご理解いただいた上で治療をご検討ください。
- 矯正治療は噛み合わせや骨の硬さ、歯の形状など個人差が大変大きい治療であり、人によっては必要期間が数年にわたることもあります。
- 歯や骨に関する問題、歯の動きを妨げる癖等がみられる場合には、当初の治療計画よりも治療期間が長くなるケースがあります。
- 矯正をされる場所に十分なスペースがない場合は、抜歯や歯を削る処置が必要となることがあります。
抜歯時には麻酔を使用するため、治療中に悪心や嘔吐、アレルギー反応が起きる可能性があります。
不安がある場合にはその旨医師までご相談ください。 - 金属アレルギーをお持ちの方は事前にその旨医師までご相談ください。
- 矯正治療中はブラッシングの難しさから虫歯や歯周炎のリスクが高まります。
丁寧なケアを心がけ、口腔内を清潔な環境に維持管理できるように努めましょう。 - 矯正中は頭痛・首や肩の凝り・強い倦怠感・吐き気・不眠などといった不定愁訴が起きる方もございます。
医師の指導のもと、内服薬を処方する場合があります。 - 矯正治療中に虫歯や歯周病などの問題がみられた場合には、矯正装置を一度取り外し、歯を健康な状態に戻す治療が優先されます。
- 矯正装置によって頬の内側が傷つき、口内炎や痛みを生じることがあります。
- 矯正治療終了後も歯は元の位置に戻ろうとする傾向があるため、矯正箇所が元に戻ったり噛み合わせに問題が生じることもあります。
治療後も医師の指示に正しく従うようご注意ください。